2026年CSについての観戦メモ

【CSファーストステージ総括】DeNAと日本ハムがファイナル進出|巨人で目立った井上温大・代木大和

2026年のクライマックスシリーズ・ファーストステージが終了しました。セ・リーグはDeNAが巨人に2連勝、パ・リーグは日本ハムが西武との初戦を落としてから2連勝。両リーグの結果と目立った選手、巨人で印象に残った選手を振り返ります。

2026年のクライマックスシリーズ・ファーストステージが終了しました。

セ・リーグはDeNAが巨人に2連勝。パ・リーグは日本ハムが西武との第1戦を落としながら、第2戦、第3戦を連勝して逆転でファイナルステージ進出を決めました。

セは2試合、パは3試合。短いシリーズだからこそ、ひとつの本塁打や先制点、投手の好投がそのまま試合の流れにつながる場面が多くありました。

今回は2026年CSファーストステージの結果を振り返りながら、印象に残った選手、そして巨人で目立った選手をまとめます。

2026年CSファーストステージの結果

セ・リーグ|巨人対DeNA

  • 第1戦:巨人 1-2 DeNA
  • 第2戦:巨人 1-4 DeNA
  • DeNAが2勝0敗でファイナルステージ進出

第1戦|井上温大と東克樹の投手戦、最後は度会隆輝

第1戦は井上温大と東克樹を中心とした投手戦になりました。

井上は初回、牧秀悟に先制のソロ本塁打を許しましたが、その後はDeNA打線を抑え続けました。

8回を投げて3安打1失点、10奪三振、無四球。初回以降は追加点を与えず、CS初戦の先発として十分すぎる内容だったと思います。

巨人も初回、吉川尚輝の二塁打から松本剛が送り、泉口友汰の内野ゴロの間に同点。1-1のまま終盤へ入りました。

DeNA先発の東も7回1失点。両先発が試合を作り、1点の重みが大きい展開になりました。

試合を決めたのは9回でした。

巨人はライデル・マルティネスを投入しましたが、度会隆輝が勝ち越しのソロ本塁打。DeNAが2-1で初戦を取りました。

井上がこれだけ投げても最後まで勝敗が分からない試合になったところにも、短期決戦らしさを感じました。

第2戦|DeNAが初回から得点、2連勝で突破

後がなくなった巨人は、ルーキーの竹丸和幸が第2戦に先発しました。

しかしDeNAは初回、度会が先頭打者本塁打。続く牧の二塁打から佐野恵太のタイムリーもあり、2点を先制しました。

巨人は4回にダルベックがソロ本塁打を放ち1点差。

その後は代木大和が3回を1安打無失点に抑える好投を見せましたが、DeNAは7回、8回にも追加点。8回には牧がソロ本塁打を放ちました。

DeNAが4-1で勝利し、2連勝でファイナルステージ進出を決めました。

2試合を通して見ると、DeNAは牧、度会を中心に必要な場面で長打が出たことが大きかったと思います。

特に度会は第1戦の決勝本塁打に続き、第2戦でも先頭打者本塁打。短期決戦で非常に大きな存在になりました。

パ・リーグ|西武対日本ハム

  • 第1戦:西武 3-2 日本ハム(延長10回)
  • 第2戦:西武 0-1 日本ハム
  • 第3戦:西武 1-4 日本ハム
  • 日本ハムが2勝1敗でファイナルステージ進出

第1戦|カナリオのサヨナラ本塁打

第1戦は、西武が延長10回の末に3-2で勝利しました。

西武は初回、平沢大河のソロ本塁打で先制。

日本ハムは4回に奈良間大己の2ランで逆転しましたが、西武も5回に西川愛也のタイムリーで同点に追いつきました。

2-2のまま試合は延長へ。最後は10回、カナリオがサヨナラ本塁打を放ちました。

初戦を取った西武がファイナルステージ進出へ王手。3試合の中でも特に印象の強い一発だったと思います。

第2戦|日本ハムが1点を守り切る

負ければ終了となる日本ハムは、第2戦を1-0で勝利しました。

均衡を破ったのは5回。野村佑希が左中間へのタイムリー二塁打を放ち、これがそのまま決勝点になりました。

投げては先発の達孝太が6回無失点。福島蓮、堀瑞輝、柳川大晟とつなぎ、西武打線を完封しました。

打線が奪った1点を投手陣と守備で守り切る形で、日本ハムが逆王手をかけました。

第3戦|日本ハムが逆転でファイナルステージへ

勝った方がファイナルステージへ進む第3戦。

日本ハムは2回、前日に続いて野村が先制タイムリー。

4回には万波中正がソロ本塁打を放ち、リードを広げました。さらに5回、7回にも追加点を奪い、4得点。

先発の伊藤大海は5回1失点。その後をリリーフ陣がつなぎ、4-1で勝利しました。

第1戦をサヨナラで落としながら、そこから2連勝。日本ハムが2勝1敗でファイナルステージ進出を決めました。

ファーストステージで目立った選手

度会隆輝|2試合連続本塁打

今回のファーストステージで最も印象に残った選手の一人が度会隆輝でした。

第1戦は1-1の9回、ライデル・マルティネスから決勝本塁打。そして第2戦では初回先頭で本塁打を放ちました。

2試合しかなかったシリーズで2試合連続本塁打。しかも第1戦は決勝点、第2戦は先制点です。

短期決戦で欲しいところに長打が出たという意味でも、DeNAのファイナルステージ進出を大きく引き寄せた選手だったと思います。

牧秀悟|2試合で本塁打

牧秀悟も2試合で本塁打を放ちました。

特に印象に残ったのは第1戦。今季の対戦で抑えられていた井上から、初回に先制本塁打を放ちました。

さらに第2戦でも8回に本塁打。シーズン中の相性だけでは決まらないのが短期決戦。その象徴のような打撃だったと思います。

東克樹|第1戦の投手戦を作る

第1戦では井上だけでなく、DeNA先発の東克樹も好投しました。

巨人打線に初回こそ1点を許したものの、その後は追加点を与えず、7回5安打1失点。ファーストステージ初戦をロースコアの展開に持ち込みました。

初戦の結果が大きな意味を持つ短期決戦で、先発として試合を作った投球だったと思います。

野村佑希|負けられない2試合で連続先制打

パ・リーグでは野村佑希が印象に残りました。

日本ハムが第1戦を落としたことで、第2戦以降はどちらも負ければ終了。

その第2戦で決勝タイムリー二塁打。さらに第3戦でも先制タイムリーを放ちました。

負けられない2試合で、どちらも最初の1点を生み出したことは大きかったと思います。

万波中正|第3戦で大きな追加点

万波中正は第3戦の4回、武内夏暉からソロ本塁打。

日本ハムが1点リードしている状況での追加点でした。

勝った方が突破という試合で出た一発だけに、こちらも印象に残ります。

カナリオ|第1戦を決めたサヨナラ弾

西武はファーストステージ敗退となりましたが、カナリオの一発は外せません。

第1戦、2-2で迎えた延長10回。最後はカナリオのソロ本塁打でサヨナラ勝ちしました。

この時点では西武がファイナルステージ進出へ王手。シリーズの流れを大きく動かした一発として残しておきたい場面でした。

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巨人で目立った選手

巨人はDeNAに2連敗となりましたが、その中でも印象に残った選手はいました。

特に投手では井上温大と代木大和。野手では吉川尚輝、そして第2戦で本塁打を放ったダルベックを挙げたいです。

井上温大|8回1失点10奪三振

巨人で一番印象に残ったのは井上温大です。

第1戦で8回102球、3安打1失点、10奪三振、無四球。

初回に牧から本塁打を打たれましたが、その後は崩れませんでした。

特に4回には牧、筒香嘉智、エンカーナシオンを3者連続三振。短期決戦の初戦という大きな試合でも、堂々と投げていました。

結果として勝利にはつながりませんでしたが、先発投手として十分に役割を果たした投球だったと思います。

今季を通してローテーションを支えた井上が、最後の登板でもこれだけの内容を見せたことは強く印象に残りました。

代木大和|第2戦で3回無失点

第2戦では代木大和の投球も良かったです。

竹丸が2回で降板した後、3回から登板。3イニングを投げて被安打1、無失点、四死球なし。打者9人で3イニングを終えました。

2点を追う展開で追加点を与えず、試合をつないだ投球でした。

負ければシーズン終了という試合でのロングリリーフ。来季にもつながってほしい内容だったと思います。

吉川尚輝|2試合とも初回に二塁打

野手では吉川尚輝が印象に残りました。

第1戦は初回先頭で二塁打を放ち、その後に同点のホームを踏みました。第2戦でも初回先頭で二塁打。

2試合とも最初の打席からチャンスを作った点は、1番打者として良かったところです。

ダルベック|第2戦で一発

第2戦ではダルベックが4回にソロ本塁打を放ちました。

2点を追う展開で1点差に迫る一発。結果としてこれが巨人にとって2026年シーズン最後の得点になりました。

短期決戦では一発で試合が動く場面が多く、ダルベックの本塁打も一時は流れを変える可能性を感じさせる打球でした。

ファーストステージを終えて

セ・リーグはDeNAが2連勝。パ・リーグは日本ハムが初戦を落としながら2連勝。

同じファーストステージでも、まったく違う形でファイナルステージ進出チームが決まりました。

印象に残ったのは、やはり短期決戦では一つのプレーの重みが大きいことです。

度会の2試合連続本塁打、牧の一発。野村の2試合連続先制打、カナリオのサヨナラ本塁打。投手では井上の8回1失点10奪三振、達を中心とした日本ハムの第2戦完封リレーなど、5試合の中に多くの見どころがありました。

巨人の2026年シーズンはここで終了しましたが、井上や代木の投球など、最後の2試合にも来季へ残しておきたい内容はありました。

ファイナルステージでは、セ・リーグは阪神とDeNA、パ・リーグはソフトバンクと日本ハムが対戦します。

ファーストステージを勝ち上がった2チームが、リーグ優勝チームを相手にどんな戦いを見せるのか。ここからのクライマックスシリーズも楽しみに見ていきたいです。

NEXT

次カードで見たい3つ

  • 1.セ・リーグで次に見るポイントDeNAが阪神相手にファーストステージの長打力をつなげられるか
  • 2.パ・リーグで次に見るポイント日本ハムがソフトバンク相手に第2戦・第3戦の形を続けられるか
  • 3.巨人で今後見たいポイント井上温大・代木大和ら投手陣の2027年へのつながり
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