【2026年終了時点】プロ野球の節目の記録が近い選手は?通算成績から2027年の注目選手を考える
2026年終了時点の通算成績から、2027年に節目の記録が期待される選手を紹介。記録までの残り数と出場機会・起用法を合わせて考えます。
2026年のプロ野球が終わり、話題は少しずつ来季へ移っている。新戦力や若手の成長も楽しみだが、長くプレーしてきた選手が積み重ねてきた記録にも注目したい。
例えば、巨人の坂本勇人は通算2500安打まであと26本、丸佳浩は2000安打まであと44本。DeNAの山﨑康晃も250セーブまであと4に迫っている。
ただし、数字が近いからといって、2027年中の達成が決まっているわけではない。打席に立つ機会、先発ローテーション、リリーフでの役割など、記録に近づく条件は選手によって違う。
今回はPlayer Lensの「通算成績・節目の記録」をもとに、2027年の観戦で気にしておきたい選手を考えてみたい。
※数値・球団名は2026年シーズン終了時点。対象はNPB一軍公式戦の通算成績で、ポストシーズン・ファーム・海外リーグの成績は含まない。2027年の所属や出場機会を保証するものではない。
2027年に注目したい野手の節目記録
- 坂本勇人(巨人):通算2474安打/2500安打まであと26本
- 丸佳浩(巨人):通算1956安打/2000安打まであと44本
- 菊池涼介(広島):通算1898安打/2000安打まであと102本
- 今宮健太(ソフトバンク):通算1450安打/1500安打まであと50本
- 丸佳浩(巨人):通算292本塁打/300本塁打まであと8本
- 清宮幸太郎(日本ハム):通算99本塁打/100本塁打まであと1本
- 中村剛也(西武):通算482本塁打/500本塁打まであと18本
坂本勇人の2500安打――必要なのは、あと26本を打つ機会
個人的に最も気になるのは坂本勇人の2500安打だ。
あと26本という数字だけを見ると、2027年にも十分届きそうに感じる。しかし、2026年は67試合の出場で27安打。今季と同じ程度の安打数であれば届く計算だが、打席数や起用法が変われば見通しも変わる。
2027年は、記録までの残り本数だけでなく、どのような場面で出場するのか、打席にどれほど立てるのかを見たい。先発出場なのか、代打中心なのか。それによって、26本という距離の意味も変わってくる。
巨人ファンとしては、記録達成の瞬間を期待したい。一方で、数字を追うあまり、その日の一打席の価値を見落としたくはないとも思う。
丸佳浩は2000安打と300本塁打、二つの節目
丸佳浩は2000安打まで44本、300本塁打まで8本。二つの大きな節目が見えている。
ただ、丸の2026年の安打数は27本。2000安打が目前とはいえ、来季の達成には今季以上に打席を重ねる必要がある。300本塁打についても同様に、まずは出場機会が重要になる。
一本のヒットで2000安打へ、一発で300本塁打へ。それぞれ別の数字を追えるのは、通算成績を見る面白さの一つだ。2027年に丸がどんな役割でチームに関わるのか、成績と一緒に注目したい。
菊池涼介の2000安打は、2026年の積み重ねが鍵になる
菊池涼介は2000安打まであと102本。2026年は133試合に出場し、109安打を記録した。
もし2027年も同じくらい打席に立ち、近いペースで安打を重ねれば、シーズン中の達成が見えてくる。ただし、同程度の出場機会が続くかは別の話だ。
菊池の場合は打撃成績だけでなく、守備を含めた起用も気になる。レギュラーとして試合に出続けること自体が、2000安打への大切な条件になるだろう。
100本塁打、500本塁打――同じ「あと少し」でも違う
日本ハムの清宮幸太郎は通算100本塁打まであと1本。一本が出ればすぐに届く記録で、来季最初の本塁打から注目したくなる。
一方、西武の中村剛也は500本塁打まであと18本。残り18本という数字には大きな期待があるものの、2027年に一気に達成できるかは出場機会と本塁打数次第だ。むしろ、この数字をどこまで積み上げられるのかを継続して追いたい。
節目は同じ「残り本数」だけでは比べられない。100本目を待つ選手と、500本という長年の積み重ねに挑む選手では、観戦するときの見方も違ってくる。
投手で気になるのは250セーブ、100勝、1000奪三振
- 山﨑康晃(DeNA):通算246セーブ/250セーブまであと4
- 大瀬良大地(広島):通算97勝/100勝まであと3
- 上沢直之(ソフトバンク):通算92勝/100勝まであと8
- 髙橋光成(西武):通算984奪三振/1000奪三振まであと16
- 伊藤大海(日本ハム):通算902奪三振/1000奪三振まであと98
山﨑康晃の250セーブ――あと4でも、役割が大きい
山﨑康晃は250セーブまであと4。2026年は14セーブを挙げており、数字だけを見れば2027年の達成を十分期待したくなる。
ただ、セーブは好投するだけでは増えない。試合終盤にリードした場面で登板し、そのリードを守るという役割が必要だ。来季もセーブ機会を任されるかどうかが、大きなポイントになる。
「あと4」だけでは測れないのが、この記録の面白さでもある。2027年は山﨑の登板場面や起用法を見ながら、250セーブへの歩みを追いたい。
大瀬良大地の100勝――勝利数は投球内容だけでは決まらない
広島の大瀬良大地は100勝まであと3勝。節目としては非常に近いが、2026年は3勝だった。
投手の勝利数は、本人の投球内容に加えて味方の援護、継投、登板数にも影響される。だからこそ、残り3勝を「簡単」とは言い切れない。
来季はどれだけ先発機会があるのか。試合をつくれているのに白星がつかない日も含めて見ていきたい。勝利数の増え方だけではなく、その過程にも目を向けたいところだ。
奪三振は一球ごとに節目が近づく
西武の髙橋光成は1000奪三振まであと16。日本ハムの伊藤大海はあと98だ。
特に伊藤は2026年に159奪三振を記録している。2027年も先発として安定して投げられれば、1000奪三振を狙える位置にいると考えられる。
勝利やセーブとは違い、奪三振は投手自身の一球、一打席の結果として積み重なる。試合を見ながら「今日いくつ増えたか」を追いやすい記録だ。登板するたびに数字を確かめる楽しみがある。
2027年の観戦では「残り数」と「出場機会」をセットで見たい
こうして並べると、節目までの距離だけなら、あと1本の清宮やあと4セーブの山﨑が特に近い。しかし、実際にいつ達成するかを考えるなら、見るべきものは数字だけではない。
野手なら出場試合数や打席数、打順や先発起用。先発投手なら登板機会と投球回、救援投手なら勝ち試合の終盤にどんな役割を任されているか。シーズンが進むにつれて、記録への距離もその見通しも変わっていく。
ここが、通算成績を単なるランキングとして見るのとは少し違うところだと思う。記録に近い選手を知ってから試合を見ると、普段の一打席や一登板にもう一つの楽しみが生まれる。
Player Lensで通算成績と節目を確認する
Player Lens「通算成績・節目の記録」では、NPB一軍公式戦の通算成績を野手・投手別に確認できる。
「節目の記録が近い選手」では、一定の範囲まで近づいた記録が表示される。通算ランキングでは、選手名や球団から探したり、項目別に並び替えたりできる。選手名から個人ページへ進めば、その選手の通算成績も見られる。
2027年以降に成績が加われば、2026年終了時点との違いも見ながら追える。試合を観戦して気になった選手がいたら、通算成績のページもあわせて開いてみてほしい。
※節目表示は対象記録・表示範囲が設定されているため、すべての選手・すべての記録を一覧化したものではない。
まとめ――来季の一打席、一登板を楽しむために
2027年に注目したい記録として、坂本勇人の2500安打、丸佳浩と菊池涼介の2000安打、山﨑康晃の250セーブ、大瀬良大地の100勝などを挙げた。
もちろん、全員が来季中に節目へ届くとは限らない。それでも、今どこまで積み重ねてきたのかを知っておくだけで、次のシーズンの楽しみ方は変わる。
記録達成のニュースが出たときだけ注目するのではなく、そこへ近づいていく過程も見たい。2027年は日々の試合とともに、選手たちが積み重ねる数字にも注目していこうと思う。
次カードで見たい3つ
- 1.安打の節目坂本勇人の2500安打、丸佳浩・菊池涼介の2000安打がどこまで近づくか
- 2.本塁打の節目清宮幸太郎の100本塁打、中村剛也の500本塁打への歩みを追う
- 3.投手の節目山﨑康晃の250セーブ、大瀬良大地の100勝など投手の役割を見ながら記録を追う
Player Lensでデータを見る
観戦メモで気になった選手やチームの状態は、Player Lensの球団別ページや直近成績から見返せます。
※ Player Lensはこのサイト内のデータページです。
Xでも短い感想を投稿しています
記事になる前の短い感想や、試合中・試合後に気になった場面はXでも発信しています。
⚾ 匿名でひとこと送る
記事の感想や質問、「この選手を見てほしい」「こんなデータが見たい」など、プロ野球観戦メモ・PlayerLensへのひとことを匿名で送れます。